「格安SIMに乗り換えたいけど、手順が難しそうで不安…」
そう思って先延ばしにしていませんか?
実は、2026年現在の格安SIMへの乗り換えは驚くほど簡単になっています。「MNPワンストップ」の普及で予約番号の取得すら不要になり、eSIMなら最短1時間、物理SIMでも3日程度で乗り換えが完了します。費用もほとんどのケースで0円〜3,300円程度。解約金もかかりません。
この記事では、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から格安SIMへの乗り換え手順を、初心者でもつまずかないレベルまで丁寧に解説します。MNPのやり方、SIMロック解除の要否、APN設定まで完全網羅。この記事を見ながら進めれば、一人で乗り換えられます。
乗り換え前に知っておくべき基礎知識
MNPとは?
MNP(Mobile Number Portability:番号ポータビリティ)とは、現在の電話番号をそのまま引き継いで、他社に乗り換える制度のことです。
乗り換えの際に「電話番号が変わる」と心配する方がいますが、MNPを使えば番号は一切変わりません。乗り換え後も、今の電話番号がそのまま使えます。
MNPワンストップとは?
MNPワンストップは、2023年5月に導入された新しい乗り換え方式です。
従来の方式(ツーストップ) では、乗り換え元のキャリアで「MNP予約番号」を取得→乗り換え先で申込という2段階が必要でした。
MNPワンストップ なら、乗り換え先のサイトだけで手続きが完結。予約番号の取得は不要で、乗り換え先の申込画面から乗り換え元のマイページに自動遷移し、転出の承認を行うだけです。
2026年現在、大手4キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)とそのサブブランド、主要格安SIM20社以上がMNPワンストップに対応しています。ahamo・LINEMO・povo・ワイモバイル・UQモバイル・日本通信SIM・mineo・IIJmioなど、人気の乗り換え先はほぼすべて対応済みです。
SIMロック解除は必要?
2021年10月以降に購入した端末は、原則SIMロックがかかっていません(SIMフリー)。そのまま他社SIMを入れて使えます。
2021年9月以前に購入した端末は、SIMロック解除が必要な場合があります。以下の方法で無料で解除可能です。
| キャリア | SIMロック解除の方法 | 費用 |
|---|---|---|
| ドコモ | My docomo → 「SIMロック解除」 | 無料 |
| au | My au → 「SIMロック解除のお手続き」 | 無料 |
| ソフトバンク | My SoftBank → 「SIMロック解除手続き」 | 無料 |
※店舗での手続きは手数料3,300円がかかる場合があります。オンラインなら無料です。
乗り換え前に準備するもの
スムーズに手続きを進めるために、以下を事前に用意してください。
必ず必要なもの
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)
- クレジットカード(契約者本人名義のもの)
- フリーメールアドレス(Gmail・Yahoo!メールなど、キャリアメール以外)
- 現在のキャリアのマイページログイン情報(ID・パスワード・暗証番号)
場合によって必要なもの
- MNP予約番号(MNPワンストップ非対応キャリアからの乗り換え時のみ)
【本題】格安SIMへの乗り換え5ステップ
ここからが本題です。以下の5ステップで、格安SIMへの乗り換えが完了します。
ステップ1:乗り換え先の格安SIMを決める
まだ決めていない方は、以下を参考に自分に合った格安SIMを選んでください。
| あなたのタイプ | おすすめ | 月額料金 |
|---|---|---|
| 速度を重視する人 | ahamo | 2,970円(30GB) |
| データ無制限で使いたい人 | 楽天モバイル | 1,078〜3,278円 |
| 家族でまとめたい人 | ワイモバイル | 2,365円〜 |
| 小容量で安く済ませたい人 | LINEMO | 990円(3GB) |
| とにかく最安で使いたい人 | 日本通信SIM | 290円(1GB) |
詳しい比較は【2026年最新】格安SIMおすすめ7選をご覧ください。
ステップ2:MNP予約番号を取得する(MNPワンストップなら不要)
MNPワンストップ対応の乗り換え先を選んだ場合、この手順はスキップできます。 2026年現在、人気の格安SIMはほぼすべてMNPワンストップに対応しているため、多くの方はこのステップを飛ばせます。
MNPワンストップ非対応のキャリアから乗り換える場合は、以下の方法でMNP予約番号を取得してください。
ドコモからのMNP予約番号取得
- Web(推奨):My docomo → お手続き → 解約・その他 → 携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)
- 電話:携帯電話から「151」、一般電話から「0120-800-000」(受付9:00〜20:00)
- 店舗:ドコモショップ
auからのMNP予約番号取得
- Web(推奨):My au → スマートフォン・携帯電話 → ご契約内容/手続き → MNPご予約
- 電話:「0077-75470」(受付9:00〜20:00)
- 店舗:auショップ
ソフトバンクからのMNP予約番号取得
- Web(推奨):My SoftBank → 「設定・申し込み」→「契約者情報の変更」→「番号ポータビリティ予約関連手続き」
- 電話:携帯電話から「*5533」、一般電話から「0800-100-5533」(受付9:00〜20:00)
- 店舗:ソフトバンクショップ
MNP予約番号の注意点
- 有効期限は発行日を含めて15日間
- 多くの格安SIMでは申込時に有効期限が7〜10日以上残っている必要あり
- 取得したらすぐに乗り換え先で申し込むのが鉄則
ステップ3:乗り換え先の格安SIMに申し込む
乗り換え先の公式サイトにアクセスし、申し込みを行います。
申込の基本的な流れ(全社共通)
- 公式サイトにアクセスし、「申し込む」「お申し込みはこちら」をクリック
- プランを選択(データ容量・通話オプション・SIMタイプを選ぶ)
- SIMの種類を選択
- 物理SIM(nanoSIM):カード型。SIM受取まで2〜3日かかる
- eSIM:端末に内蔵される電子SIM。最短1時間で開通
- 「MNP(他社から乗り換え)」を選択
- MNPワンストップの場合:「MNP予約番号を持っていない」を選択→乗り換え元のマイページに自動遷移→転出承認→申込に戻る
- MNP予約番号を使う場合:予約番号・有効期限・電話番号を入力
- 本人確認書類のアップロード(または「eKYC」でマイナンバーカードのICチップ読み取り)
- クレジットカード情報を入力
- 申し込み完了
物理SIMの場合、2〜3日でSIMカードが自宅に届きます。eSIMの場合、申込完了後すぐにQRコードが発行されます。
ステップ4:SIM受け取り・開通(回線切替)手続き
SIMカードが届いたら(またはeSIMのQRコードを受け取ったら)、回線切替手続きを行います。
物理SIMの場合
- 届いたSIMカードを端末のSIMトレイに挿入
- 乗り換え先のマイページにアクセス
- 「開通手続き」「回線切替」ボタンを押す
- しばらく待って端末を再起動
eSIMの場合
- 乗り換え先から届いたQRコードをスマホで読み取り
- 画面の案内に沿ってeSIMプロファイルをインストール
- 「開通手続き」「回線切替」を実行
- 端末を再起動
重要ポイント:
- 回線切替を行うまでは、今のキャリアでそのまま使えます(不通期間はほぼありません)
- 回線切替は受付時間内に行う必要があります(各社おおむね9:00〜21:00ごろ)
- 開通手続き完了後、旧キャリアの契約は自動的に解約されます
ステップ5:APN設定(インターネット接続設定)
回線切替後、インターネットに接続するためのAPN設定が必要な場合があります。
iPhoneの場合
- 多くの格安SIMではAPN構成プロファイルをインストールします
- 各社公式サイトの「設定方法」ページからプロファイルをダウンロード→インストール→再起動
- 一部の格安SIM(ahamoなど)はプロファイル不要で自動設定
Androidの場合
- 設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → アクセスポイント名(APN)
- 各社の指定APN情報を手動入力(公式サイトの「設定方法」に記載)
- 入力後に保存→選択→再起動
APN設定後のチェックリスト
- ✅ Wi-Fiをオフにして、モバイルデータ通信でウェブサイトが表示されるか
- ✅ 電話の発着信ができるか
- ✅ SMSの送受信ができるか
3つとも問題なければ、乗り換え完了です。
乗り換え前にやっておくべきこと【チェックリスト】
乗り換え前に忘れがちな確認事項をまとめました。以下のチェックリストを使って、漏れなく準備を進めてください。
必ず確認すべき項目
- ✅ 端末の動作確認:乗り換え先の公式サイトで、自分のスマホが対応端末に含まれているか確認
- ✅ SIMロック解除:2021年9月以前購入の端末はSIMロック解除が必要かどうか確認
- ✅ キャリアメールの引き継ぎ:キャリアメールを使っている場合、「メール持ち運びサービス」(月額330円)を乗り換え前に申し込む
- ✅ LINEのトーク履歴バックアップ:万が一に備えてバックアップ推奨(MNPではLINEの引き継ぎ自体は不要)
- ✅ 各種サービスの登録メールアドレス変更:キャリアメールで登録しているサービス(Amazon・楽天・銀行等)をフリーメールに変更
確認しておくと安心な項目
- ✅ 端末の分割払い残債の有無(残債があっても乗り換えは可能、残債は引き続き支払い)
- ✅ 家族割・光セット割を使っていないか(乗り換えで割引が外れる可能性あり)
- ✅ 現在のキャリアのポイント(dポイント・Pontaポイント・PayPayポイント)を使い切る
- ✅ 乗り換え先のキャンペーン内容を確認(申込前にエントリーが必要な場合あり)
乗り換えにかかる費用は?
2026年現在、乗り換え費用は大幅に下がっています。
| 項目 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|
| MNP転出手数料 | 0円 | 全キャリア無料化済み |
| 契約解除料(解約金) | 0円 | 2022年以降全キャリア撤廃 |
| SIMロック解除 | 0円 | オンライン手続きの場合 |
| 乗り換え先の契約事務手数料 | 0〜3,300円 | キャンペーンで無料になることも多い |
多くのケースで、乗り換え費用は完全無料〜3,300円程度で済みます。これに対して、乗り換えることで年間5〜7万円の節約が実現できるため、費用の元はすぐに取れます。
乗り換えに最適なタイミングは?
月末に近い日がベスト
大手キャリアの月額料金は、解約月も満額請求(日割りなし) であることがほとんどです。月初に乗り換えると、旧キャリアの料金も新キャリアの料金も1ヶ月分かかり、二重払いになります。
月末に近い日に乗り換えすれば、旧キャリアの料金は満額でも、新キャリアは日割り(or数日分)で済むため、無駄が最小限になります。
ベストなタイミング
- 月の20〜25日ごろに申し込み
- 月末までに開通手続きを完了
キャンペーン実施中がお得
各格安SIMでは、不定期にMNP乗り換えキャンペーンを実施しています。キャンペーンを利用すれば、5,000〜20,000円相当のポイント還元を受けられることも。申込前に公式サイトで最新のキャンペーン情報をチェックしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 乗り換えにかかる日数は?
A. eSIMなら最短1時間、物理SIMでも2〜3日で完了します。MNPワンストップを使えば、申込自体は10〜20分程度です。
Q2. 乗り換え中にスマホが使えなくなる期間はある?
A. ほぼありません。 回線切替(開通手続き)を行うまでは旧キャリアのSIMで通信できます。切替操作から新回線が使えるようになるまでは数分〜30分程度の短い不通時間が発生しますが、Wi-Fiに繋いでいればインターネットは使えます。
Q3. 今使っているスマホはそのまま使える?
A. 2021年10月以降に購入した端末なら原則そのまま使えます。 それ以前の端末はSIMロック解除が必要な場合があります。また、乗り換え先の「動作確認端末一覧」で対応機種を必ず確認してください。
Q4. iPhoneはどのキャリアの格安SIMでも使える?
A. はい。iPhone 6s以降のモデルは、基本的にどの格安SIMでも使えます。 SIMフリーまたはSIMロック解除済みであれば問題ありません。
Q5. LINEの引き継ぎは必要?
A. 電話番号を変えないMNP乗り換えなら、LINEの引き継ぎ作業は基本的に不要です。 SIMカードを入れ替えるだけで、LINEはそのまま使えます。ただし、念のためトーク履歴のバックアップは事前に行っておくと安心です。
Q6. キャリアメールはどうなる?
A. 格安SIMではキャリアメール(@docomo.ne.jp等)は使えません。ただし、**月額330円の「メール持ち運びサービス」**を乗り換え前に申し込んでおけば、アドレスを継続利用できます。重要なサービスの登録メールアドレスをGmail等に変更しておくことも推奨します。
Q7. データ移行は必要?
A. スマホ本体を変えない場合(SIMだけ入れ替える場合)、データ移行は不要です。 写真・連絡先・アプリなどはすべてスマホ本体に保存されているため、SIMを入れ替えても消えません。端末を買い替える場合は、iPhoneならiCloudまたはクイックスタート、Androidなら各社の移行ツールで簡単にデータ移行できます。
Q8. 家族の名義が違っても乗り換えできる?
A. MNP乗り換えは原則として同一名義で行う必要があります。家族名義の回線を自分名義に変更してから乗り換えるか、名義人本人に手続きしてもらう必要があります。各キャリアのマイページや店舗で名義変更が可能です。
Q9. 端末の分割払いが残っていても乗り換えられる?
A. はい、分割払いの残債があっても乗り換えは可能です。 残りの分割払いは、乗り換え後も引き続き旧キャリアに支払います(一括清算を求められることはありません)。
Q10. MNPワンストップでうまくいかない場合はどうする?
A. 従来の方法(MNP予約番号を取得)で手続きすれば問題ありません。 MNPワンストップが利用できないケースとして、乗り換え元のマイページにログインできない、契約状況が特殊(法人契約・家族回線セット等)、乗り換え元がMNPワンストップ非対応、などがあります。その場合は電話・Web・店舗でMNP予約番号を取得してください。
乗り換え後にやること
乗り換えが完了したら、以下の確認・設定を忘れずに行いましょう。
すぐにやること
- 通信の確認:Wi-Fiを切った状態でウェブサイトが閲覧できるか確認
- 通話の確認:電話の発着信テスト
- SMSの確認:SMS送受信テスト
- キャンペーンのエントリー:乗り換え先のキャンペーンで「別途エントリーが必要」な場合は忘れずに
1週間以内にやること
- 旧キャリアのSIMカード返却(必要な場合。eSIMなら不要)
- 旧キャリアの最終請求の確認
- 各種サービスの電話番号・メールアドレス登録の確認
まとめ|乗り換えは「思ったより簡単」
この記事では、大手キャリアから格安SIMへの乗り換え手順を詳しく解説しました。
乗り換えの流れを改めておさらいします。
| ステップ | 内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 1 | 乗り換え先の格安SIMを決める | − |
| 2 | MNP予約番号を取得(ワンストップなら不要) | 0〜10分 |
| 3 | 乗り換え先のサイトで申し込み | 10〜20分 |
| 4 | SIM受取・開通手続き | eSIM:1時間 / SIM:2〜3日 |
| 5 | APN設定 | 5〜10分 |
合計所要時間:最短1時間、長くても3日程度。
「乗り換えが難しそう」と感じていた方も、この記事を読んでいただければ、実は驚くほどシンプルな手続きだとお分かりいただけたのではないでしょうか。
乗り換えることで年間5〜7万円の節約が実現できます。1回30分の手続きで、その後は何もしなくても毎月の節約が続きます。「いつかやろう」ではなく、この記事を見ながら今すぐ申し込むのがおすすめです。
まだ乗り換え先が決まっていない方へ
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|---|---|
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※本記事の情報は2026年4月時点のものです。各キャリアの手続き方法・費用・キャンペーンは変更される可能性があるため、最新情報は各社公式サイトを必ずご確認ください。
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